らくらく灸ハードはどこに据える?ユニコママおすすめの使い方

こんにちは、ユニコママです。

成人の日が終わりましたね^^

新成人の方々、おめでとうございます。

 

この時期、美容院にいくと、なんだかこちらまでフレッシュな気持ちになれますね。

 

 

さて、本日ユニコさんの第二話が更新されました!

 

 

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ユニコさんが持っている、このピンク色のお灸。

こちらが、昨年12月に発売された「らくらく灸」シリーズのハード。

燃焼時間が長く、かなりじっくりあたたまるんです。

 

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こちらの写真は、上から順に

 

ハード

レギュラー

ソフト

 

を置いて比べてみたもの。

もぐさの量が段違い!なのがおわかりいただけると思います。

 

開封したときの香りも、ハードがいちばんよかったです。

ん~~!もぐさ~~~!!!

てかんじでした♡笑

 

 

らくらく灸を臨床で使う場合、やはりそのメリットは

 

・台座が大きくて、取り外しや場所の移動がしやすいこと

・燃焼時間が長いので、患者さんにゆったりしていただけること

・台座が大きいことで、熱の伝わる範囲が広いこと

 

などが挙げられます。

 

その中でもハードをつかう場面というのは

「その部位にしっかりと熱刺激を入れたい」という目的になってくると思うので

 

【頭寒足熱】の健康の原理からいくと

やはり「」に用いる頻度が高くなるかな?と個人的に思います。

 

 

また、風寒の症状があらわれている表証などでは

風邪を追い出す目的として上半身に用いることもできますね。

 

今日は、実例を交えて、

ユニコママはこういうふうにハードを使っています~という使用例を

お伝えしたいと思います^^

 

 

使用例①「高齢者の転倒予防」

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高齢者が転倒する原因は、足腰の筋力不足という要因もありますが、

それよりもさらに気をつけないといけないのは「足裏の感覚」です。

 

高齢者は徐々に足裏の感覚が鈍るため、常にお灸で温熱刺激を入れてあげて

センサーを敏感に保つことが大事です。

写真の場所あたりは、ちょうど血管の分かれ道ですので

ここをしっかりあたためることは理にかなっています^^

 

 

使用例②「夜の寝つきがわるい」

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寝つきがわるい原因は様々ですが、

要は「心」の臓腑に十分な陰血が供給されていることが大事です。

足裏にある「湧泉」や「失眠」は腎を補うことから、不眠の治療に有効なツボ。

足裏がぽかぽかすると、それだけで眠気がきますよね^^

 

ユニコママの体感ですが、ハードでここに施灸すると、約10分間あたたかい感じが

持続します。そして、お灸をとりはずしてさらに5分ぐらい経過すると、

急に眠気におそわれました。まじですw(ちなみに試したのは午前中なのに)

 

寝る前に患者さん自身にやってもらうのがいちばんいいのかもなぁ。

 

 

使用例③「風邪のひきはじめの悪寒」

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漢方で言えば「葛根湯」の証のときです。

寒気がして、首のこりがあり、汗は出ない。

風寒邪が身体に入り込み、表面で悪さをしている状態ですね。

 

こういった場合は、お灸のあたたかさ刺激をしっかり入れてあげる必要があります。

ツボは、大椎・風門・身柱の4か所。

皮膚全体が発赤したり、湿り気がとれるまでお灸をするのがいいですね。

 

こういったときはやはりハードでもなかなか熱さを感じにくいもの。

大椎にきちんと熱がとおれば、風邪の治りはグッと早くなりますね^^

なるべく初期に対応しておけば、身体の奥にまで邪がすすみません♪

 

 

ということで、ユニコママなりに

らくらく灸ハードの使い道を3例あげてみました。

 

みなさまも、ぜひご自身で良い使い方をみつけてみてくださいませ(*^-^*)