アトピー性皮膚炎の正しいスキンケア!
こんにちは、ユニコママです。
さて今日は、皮膚のお話。
アトピー性皮膚炎のスキンケアについてです。
こちら↑は、アレルギー専門医の堀向健太医師が書かれたブログです。
ほむほむさんという名前でTwitterもされていますよ。
こちらのブログ、とってもわかりやすいので
ぜひ鍼灸師の先生方も一度ご覧になってください。
ユニコママが今から、要点だけまとめていきますねっ。
アトピーの方が悩むこととして
アトピー性皮膚炎のスキンケアは、洗ったほうがいい?洗わないほうがいい?
というのがあると思います。
この問いに対して、
アメリカの小児科医の21%は「洗わない方がいい」
アメリカの小児皮膚科医の71%は「毎日入浴したほうがいい」
と答えたそうで、けっこう正反対・・・。
ここで問題となってくるのが、黄色ブドウ球菌の存在。
記事中から引用すると、
アトピー性皮膚炎は皮膚の感染症が増えることが知られており、例えば
膿痂疹(一般には”とびひ”と呼ばれます)は1.8倍も発症リスクが高くなるという報告があります。
黄色ブドウ球菌はアトピー性皮膚炎があると皮膚に定着するリスクが20倍になり、アトピー性皮膚炎が重症であるほど増え、定着している黄色ブドウ球菌の密度が高くなるほど食物アレルギーのリスクも高くなるという報告があります。
となると、なるべく皮膚から黄色ブドウ球菌は取り除きたいわけです。
では、石けんはどんな効果があるのでしょうか?
石けんは黄色ブドウ球菌をへらす作用がある一方で、皮脂を落とし、皮膚を乾燥させる作用があります。すなわち、アトピー性皮膚炎に良い影響も、悪い影響も起こす可能性があることになります。
石けんは、良い面も悪い面も、
両方持ち合わせているということなんですね。
しかし、新生児に対して行った実験では
「入浴のみ」と「石けんを使った群」でバリア機能に差はなく
入浴のみ群からは「においが気になった為、石けんを使いたい」という
声があがったそうです。
さらに、保湿剤をきちんと塗ると皮膚の黄色ブドウ球菌が減り正常な菌が回復することも報告されていますので、自分自身から作る抗菌ペプチドで皮膚への感染から身を守ることが期待できるでしょう。
私は、このような保湿剤による対策を行えば、石けんに関して過剰に心配する必要はないと思っています。
石けんで洗っただけでは、やはり乾燥が気になるので
そのあとしっかり保湿をすれば問題ない!ということだそうです。
石けんでしっかり汚れを落とし
保湿剤で潤いを保つ。
アトピー性皮膚炎の方は、これらのスキンケアが大切ですね(*^-^*)
ユニコのよもぎシリーズも、
とってもおすすめですよー!